長期インターン活動報告
こんにちは、あみちゅんです。
突然ですが、みなさんはインターンしていますか?
実はここだけの話、私はある会社でインターンをしています。
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つよつよエンジニアやデザイナーの皆さんは、インターンに行っているイメージがありますよね?
私も強強人(つよつよんちゅ)になりたくて、インターンの面接に何度も足を運びました。
……さて、私は1年4ヶ月続けたインターンを今月末で辞めます。
今回の記事では、インターン開始までの行動と1年4ヶ月の振り返りを紹介したいと思います。
これからインターンに応募しようと思っている方は、是非この記事を参考にしてください。
インターンの選考
エントリー
当時は、エンジニアになるか、デザイナーになるか迷っていた時期でした。
といっても、どちらも少しかじった程度のよわよわな実力で、「こんなんじゃ…社会に出られないよ〜」って焦りや不安が募っていました。
インターンの面接は、全部で5社受けました(エントリーしたものの返信がこないということは数え切れないほどありました)が、残念ながら、現在のインターン先以外お見送りされてしまいます。
エントリーした職種は、
- UIデザイナー
- Webデザイナー
- フロントエンドエンジニア(今回は触れません)
です。
何故、受かることができなかったか…それは圧倒的な準備不足が原因でした。
デザイナーインターンにエントリーをするためにはまずポートフォリオが必要ですが、右も左も分からない私はただの作品集を提出し、選考に望んでいました。
面接
面接では、
は必ず質問されます。絶対に。
構造化されていない情報不足のただの作品集では、
- ポートフォリオについて
ここで、躓きます。
直感ですが、インターンの選考では新卒の選考よりも、ポートフォリオを重点的に深掘りされました。
具体的には、
- 制作の目的
- 制作フロー
- 工夫点
- 改善・反省点
- 全ての作品の中で一番自信のある(頑張った)作品
などを聞かれた記憶があります。
これをポートフォリオに事前に盛り込んでおくことで、面接官の方からさらに深掘った質問をいただくことができ、これまでの頑張り・実力をよりアピールすることができると思います。事前準備は念入りにね…
(新卒選考時に提出したポートフォリオについては、後日記事にしたいと考えていますので少々お待ちを)
これらが盛り込まれていないポートフォリオを提出すると、
- デザインではなくアートをしている
- 目的や意図を持たずに制作している
- 実務的な仕事が任せられない
という印象を与えてしまう恐れがあります。面接でロジカルに説明できる自信のある方以外はここを抑えておくことをお勧めします。
それでは何故…これらの準備できていなかった私が、インターンに採用いただけたか…それは、ポートフォリオについて質問されないポテンシャル採用だったからです…
1年4ヶ月のインターンについて
私が入社した会社は、事業会社で大企業の子会社のデジタルマーケティング部門でした。
大企業の子会社ということもあり、何人かの承認が必要でなかなか合意が取れなかったり、セキュリティが硬かく新しいツールを利用するにも調査が必要だったり、セキュリティテストが頻繁にあったり…慣れるまで大変でした(慣れてない)。
2020年2月下旬〜3月
無事(?)インターンでデザインをさせていただくことになりました。
しかし…入社して直後、在籍していたデザイナーさんとデザイナーのインターンの方が退職されてしまい、デザイナーは私1人となります…
2020年4月〜6月
営業用ポスターや新プロダクトのアイコン、ZOOM背景、ワイヤーフレームなどなどを作成していたと思います。
デザインするものは大体なんでもやるというスタンスで様々な制作をしました。
当時入社したてで、メラメラしていたので頂いた仕事は期待を上回るスピード・品質で納品していました。
そのおかげもあり、2020年度1QのMVIをいただくことができました。
2020年7月〜9月
MVIをいただけたということもありこの時期も、だいぶ頑張っていました。
2020年10月〜2021年3月
デザイナーがいないということもあり、フィードバックが「いいね」の一言でそのまま案件が完了したり、制作物が本当に使われているかどうかわからず、制作物によりマーケティング面で改善できたかどうかなどのインパクトが把握できませんでした。
それに加えて、忙しさや体調に不調が出てきたことでインターンの業務に身が入らなくなっていき、退社を考え始めます。
2021年4月〜現在
UXデザイナーになることを決めていたため、体験設計や改善をやっていきたいという旨を上司に伝えました。
現在はSEO改善の仕事を担当しています。直近では、PV数を向上のための施策を検討し、改善数値目標を立てて、資料で提案し承認をいただいて、実行、Google Analyticsでモニタリングするということをしています。(これもっと前からやりたかったな〜)
インターンで得られたこと
度々不満を漏らしていましたが、得られたこともあります。
- 事務的なやりとりの方法を学べた
- マーケティングを学ぶことができた
- 毎月報告会をしていたため、人前で話すことに若干慣れた(まだまだ苦手)
- なる早でや、午前中までにという無理な対応に応じていたことにより作業スピードが上がった
- TVCMをやるようなインパクトのあるプロダクトに関わることができた
- 様々な大学の優秀な学生と関わることができた
などなど。
また、関わってくださった社員さんのおかげで、不満に思う点や自分の考えを素直に(感情的にはならず)伝えることができるようになったと思います。
私が、退職しようか悩んでる旨を始めて伝えた際にも、親身に話を聞いてアドバイスをくださったり、諸々の改善を試みてくれたり、環境にも恵まれていました。
退職理由
かれこれ半年くらいはなんとなく辞めたいな〜という気待ちで働いていました。
しかし、辞めたい理由が何となくではなく確信的な理由の追求をし、言語化することができたので退職したい旨を伝えました。
理由としては、
- ユーザーをより近くに感じることができるサービスに携わりたい
- ユーザーが見えなかった
- 残りの大学生活で好きなデザインを作っていきたい。
(具体的には、温かみのあるデザインや思いやりのあるデザインを作っていきたい)
- 業務としてやってきたことに対してのユーザーからの反響を感じることがなかなかなかった
- リモートだったことや、意思疎通が図りにくかったこともあり、意見や相談できず自分の中で不満が溜まっていった
- デザインに対して求めているフィードバックがいただけず、デザイナーとしての成長に限界を感じた
退職を渋った理由
なかなか退職を言い出すことができず、3ヶ月くらいもがいていました。
- 4月にメンターさんが変わったことで素直に意見できる環境になった
- ↑のおかげで業務内容に関して相談ができ、自分の希望する業務をいただくことができた
- 1年4ヶ月も続けたから卒業まで続けたい気持ちもある
- 職場の皆さんがみんないい人だった
ということもあり、とても悩みました。
1年4ヶ月のインターンを経験して
学生のうちにアドバイスをいただきながら社員さんと同様の仕事を経験ができて、とても貴重な時間を過ごすことができました。就活への自信にもなったと感じています。
デザイナーがいなかったこともあり、自力でデザインに関する情報を探し漁っては実践という形を取っていたのでだいぶ力はついたんじゃないかな…と我ながら思っています。
入社してすぐにコロナ禍で出社できなくなったことが惜しかったです。会社の人と直接会って交流する機会がもっと欲しかった…
いかがでしたか?
いかがでしたか?
皆さんのインターン参加への一歩となれば幸いです。
☆私たちの戦いはこれからだ!ご愛読ありがとうございました。あみちゅんの次回作にご期待ください☆
*1:写真はイメージです。職場とは関係ありません