あみちゅんの日記

ほぼ怪文書

ムーン・リヴァーを渡るようなステップで

2年前に書いた日記を読んで、手がかりなしに″その時に思った感情″を″その時の鮮度″で思い出すことは不可能だと思った。
文章として残しておいたから思い出せたことがあった。すっかり忘れていたけど、当時のことをかなり鮮明に思い出せた。
記憶の鮮度を保つためにも、すぐに文章に起こした方がいい。今は無意味でも今後の自分の後押しをするのだから、今感じたことを素直に記録しておこうと思う。

休職して1ヶ月と1週間。
漸く身体的な不調が軽くなってきたが、精神状態が安定していない。
元気だった時よりも多く寝ている。しかし、悪夢ばかり見て睡眠で疲れている。
なかなか意欲が湧いてこず、薬も3ヶ月前の6倍量飲んでいる。

私が休職に至った原因は、1つに断定できるわけではなく、たくさんの小さな悩みが積み重なったことにあり、その小さな悩みを一つ一つ取り除く必要があると思っていた。

それが覆る、というか、もうそんなことを考えている場合ではないと感じた、私の人生の中ではかなり大きな出来事が同時に2つも起きてしまったのだ。

今回起きた2つの出来事が、仕事に対する価値観を一変させた。
問題の規模が大きすぎて、先日までの悩みがすっかり小さくなってしまった。二の次である。
兎に角、仕事を失うことが1番怖い。
生きていく上で必要な資金が手元にあること、また安定して資金が供給されることがなによりも重要であると感じた。
いつ死んでもいいなって思うタイプの人間ではあるが、苦しみの果てに死に達するのは許せない。
安定した会社で働けば、当たり前だけど生活を守ることができる。
だからもう絶対に今は手厚い環境を手放してはダメだと思う。置かれた状況は苦しいが、その反面でまだ働くことが許される、戻れる会社があることは非常に幸運だということを忘れてはいけないと思った。